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えんぴつ画サバイバル

えんぴつと紙を持ってヨーロッパに行き、まるでえんぴつ界のわらしべ長者のように生きていくという、神戸大学1回生によるチャレンジの軌跡を記しています。

信じてきたえんぴつ画。サバイバル24日目

えんぴつ画サバイバル24日目。

フィレンツェに来て以来、雨がかなり続いてきた。でも今朝は晴れている。よし、行こう。

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フィレンツェでやりたかったことは、えんぴつ画サバイバーにしか描けないえんぴつ画を描くこと。そして、それでもなお、サバイブすること。

ロンドンでは確かに稼いだ。でもその時は、僕の描きたい絵を描いたわけではなかった。描いたのは、みんなを驚かせる絵。広くみんなに受けそうな絵。そういう絵を描かないと人々には伝わらない気がしていた。

でも僕は同時に、そんなことでは、えんぴつ画サバイバルは終われない、とも思っていた。僕が描きたい「えんぴつ画」というのは、僕にしか描けない、誰かの心に何かを突き刺すような絵。

さて、朝から腹を空かした状態で、軽くホステルで描き進める。その後、ホステルの近くにあるスーパーで買った、サバイバーの大好物であるネクタリンを食べながら中心地に向かう。

まずは、場所が大事。フィレンツェでは、パブリック広場というところの近くに、3人のアーティストが、地面に絵を描けるスペースがある。それは、「マドンナーロ」と呼ばれていて、そこで許可をとって、画家の卵が交代しながら描いているらしい。その隣でやろう。

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よし、やるぞ。今日はためらわない。グズグズしてられないから、着いたらすぐに段ボールを敷いた。

すると、許可をとってやっている人から、そこは許可が要るからダメだと言われた。そうか、やっぱり要るんだ。でも20メートルくらい離れた場所なら良いらしい。なんじゃそりゃ。笑

というわけで、12時頃から開始!!!

最初の5分はやっぱり、怖いような、逃げたくなるような、そんな感じの絶妙な緊張状態。でも、次第に楽に描けるように。

すると、人が少しずつ立ち止まってくれるように。

初めてコインを遠くから、投げ入れてくれる人が現れた。よしっ!!こっそりガッツポーズ。笑

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最初の30分で、€2.50頂いた!そこで、大雨が降り出したので一旦雨宿り。片付けをしながら、大きな一歩を踏み出したと確信した。

雨宿りのためにマクドに侵入。残りのネクタリンと、高いポテトではなく、買っておいた安いポテチ(約40円)を食べて休憩。

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だいぶ待つと、晴れてきた。よし、もう一回。

やっと、いつも通りに描けるようになった。一人で描いてるときと比べるともちろんペースは遅くなるけど、それでも描き続ける!僕が胸を張って描けるようになると、立ち止まってくれる人も増えた気がした。

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ふと空を見上げた瞬間に、涙を流してしまった。この漠然と憧れたフィレンツェの空の下で、今、自分のえんぴつ画を本気で描いている。そしてそれが、人々に伝わっている。

僕はえんぴつ画が本当に好きだった。えんぴつ画からしばらく離れたこともあったし、自分の空想画に自信を失くしたときもあったけど、それでもえんぴつ画アーティストである自分を信じてきた。信じてきたことは正しかったと確信した。

さらに1時間半描いて、また雨が降り出したので、終了。
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合計2時間やって、€12.30(約1400円)稼いだ。コインをすべてポケットに入れて、帰る準備。

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ふと見ると、また昨日の彼女らが来てくれていた。そういえば、今日はずっとここでストリートえんぴつ画をやると伝えていた。だから来てくれた。驚き。

どうだった?って聞かれたから、ポケットから小銭を掴んで見せた。ものすごい喜んでおめでとうって言ってくれた。

「こうきの夢が叶ったね!」って。

うん。

そのあと、せっかくイタリアに来たので、えんぴつ画サバイバーにはちょっと値が張るパスタを食べることに!

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すごく美味しかった!!めっちゃ腹減ってたし!笑

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稼いだお金で払おうとしたんだけど、私は年上だし何よりお祝いしたいって言ってくれて、またおごってもらうことになりました。昨日に引き続き、本当にありがとうございます。

最高の一日でした。

思想が強いサバイバル23日目

バイバル23日目が終わりました。ほとんど一日中大雨で、ストリートえんぴつ画もできませんでした。

朝からパトロン様へのリターンを整理し、旅の予定を調整。天気予報によると、フィレンツェでは不安定な天気が続くらしい。

雨は本当にどうしようもない。それでも、フィレンツェという場所で可能な限りえんぴつ画を描き切りたかったし、パフォーマンスをせずには帰れなかった。予定を少し変更し、フィレンツェの滞在を3日延ばすことにした。

お昼頃、バス停まで歩くのも嫌になるくらいの大雨だったので、ホステルでえんぴつ画を描き進める。数人の黒人の方が僕の絵に興味を持ち始める。その中に、10分くらいずっと僕の絵を見つめている人がいたので、少し話しかけてみることに。

「絵を描くのは好きですか?」
「うん、でも上手くはないよ」
「描き方、教えますよ!」
「ホントに?」

えんぴつ画プログラム、初の海外進出!!笑

でも時間が20分くらいしか取れないという。多分大丈夫だ、と思って教え始める。

しかし、結果から言うと、うまくいかなかった。平たく言うと、今まで教えてきた人の中で最も不器用だった。

彼は、えんぴつの扱いにあまりにも慣れていなかった。今まで僕は、えんぴつやシャープペンシルの扱いに十分慣れた日本人にしか教えてこなかったことに気が付いた。日本人は、文字なり数字なり、何かを書いてきた量が相当多いのだろうと推測した。

序盤の方で修正を何度も何度も繰り返してるうちにおしまい。悔しい。

気付いたことは2つ。えんぴつで今まで大量に書いてこなかった(描いてこなかった、ではなくて)人にとって、必ずしもその扱いは簡単ではないということ。そして、自分、あるいは自分の周りの人を基準にして当たり前だと思っていることは、それが当たり前でない人にも簡単に押し付けてしまう可能性があるということ。

当たり前って何だろうね。帰る場所があるのは当たり前?今までえんぴつと紙を使って勉強したり、絵を描いたりできた環境は当たり前?それを見つめ直すのは本当に難しいし、絶対にしなければいけないことでもない。でも、それができるような体験をしないと、その当たり前に心から感謝することはできない。

だいぶ話が飛んだけど、えんぴつ画教えるの失敗しました、って話でした。笑

お昼も雨だったので屋内で描く。紙質の違いがあってたまに描きにくかったりするけど、その辺も調整できないようではダメだ。妥協はしない。

ちょうどその時、前日にストリートえんぴつ画をしていたときに連絡先を聞いてくれた方から、デートのお誘いが!かなりお腹も空いてたことなので(おごってもらう気満々やけど!笑)、午後5時から行くことに!

中国人の彼女の英語は、かなりぎこちない。ほとんど文法は知らず、単語もI、you、go、want、eatとか。ただ、「あなたと話したいんです!」という気持ちは確かに感じられた。旅系のラジオで誰かがおっしゃっていた、大事な姿勢。

英語がわからないことを理由に外国人とコミュニケーションをとろうとしない人は甘い。何かを知りたい、何かを伝えたい、という本来の目的を見失っている。というより、最初からそんなものは無かったりする。だったらそういう「何か」ができるまで、英語なんてやらなきゃいいのに。

僕の場合、例えば、マーク・ザッカーバーグが語る内容が好きだから、彼の言っていることを理解したい。
そんな僕が、彼のおもしろそうなスピーチを見つけたとする。でもまだ英語力が無いからって、「じゃあ1年間英語勉強して、もっとリスニングができるようになってから見るか!」なんてことを言って1年後の楽しみにするだろうか?しない。見つけた日にとりあえず見る。あんまりわからなくても見たい。

ここまで読んで気付いたと思いますが、えんぴつ画サバイバーは色んな出来事から色んな思想を語り出しがちです。笑

さて、午後5時からまぁまぁの雨の中、街を歩く!

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虹。

イタリアのアイスクリーム。色んな味があって、すごく美味しかった。

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その後、中華料理をごちそうになりました!!彼女は少食みたいだったけど(ダイエット中?笑)、多分僕のために多めに注文してくれました!ありがたい。

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23日目は以上!ほとんどサバイバーの思想でした!笑

本気のえんぴつ画。サバイバル21、22日目

バイバル21日目と22日目が終了!サバイバルが始まってから、あっという間に3週間が経ちました!皆さんもお元気ですか?

21日目は、朝8時頃にフィレンツェ到着!ついにイタリアまで来ました!ヒッチハイクで来たい気持ちもありましたが、確実で、スピーディーで、宿泊費も浮くので、夜行バスでやってきました。時は金なり。

とりあえず、異国の地に来たらマクドに行く癖が。笑

まず、今日から新たにえんぴつ画を描くために、良い紙を手に入れるべく、画材屋さんへ。行く予定をしていたウフィツィ美術館の近くにあったのでラッキー。

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店の中で、ドイツ人のお客さんと談笑。ここ良いですね、という話をすると、わざわざドイツからここに画材を買いに来ているという!さすが、フィレンツェ

さて、とりあえずえんぴつ画用の丈夫なボードは無いらしいので、適当に良さそうなやつを選ぶ。試しに描いてみたいとお願いすると、直接描かせてくれた!ケントボードほどではないけど、なんとか描けそう。

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カバンみたいにしてくれました。笑

まずは、何が何でも行っておきたいウフィツィ美術館へ。

あんまり写真は撮ってませんが、恒例のラファエロだけシェア。

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4時間くらいで回ったと思います。全体的に本当に良かったです!

よく知らないけど、普通のブログなら、美術館で撮りまくった絵の写真を並べて、この絵はこうで、あの絵はああで、ってやるのかもしれないけど、えんぴつ画サバイバーは「全体的に本当に良かったです」で済ませてしまうという。笑

その後、時間もまぁまぁ経っていたので、ホステルに行って、えんぴつ画を描き始めることに。描き進めるだけなら一人で集中して描いてる方がはかどるのは当たり前。

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白紙から執念で仕上げる。

ここのホステルは、フィレンツェの中心地にかなり近いにも関わらず、4泊で5000円。来てみると、ロビーには黒人の方ばかり!彼らは泊まっているというよりは、もう住んでるような感じみたい。受付は白人、掃除は黒人。どういう構図?

ま、なんでもいいや。

黒人19人がいるロビーで、えんぴつを取り出してえんぴつ画を描き出すアジア人。描きながらチラッと見ると、グッジョブサインをくれたりする。絵を描くやつを敵に回す人は少ない。笑

翌日からは道で描く!

そして翌日、サバイバル22日目!!

張り切って、フィレンツェの中心地へ!!場所は決めていた。3人のアーティストがストリートアートできるように場所が仕切られているところがある。僕はその周辺を(勝手に)使うつもりをしていた。

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彼らはかなり稼ぐ。僕がやっていたものとは少し質が違うけど、彼らがやってるのもやっぱり模写。彼らの目的は必ずしも稼ぐことではないけど、一般的に街の人々は「上手い模写」が好き。僕がロンドンで稼げたのもそれが理由だった。

自分の知っているものや見たことがあるものなどと、どれだけ似てるかっていう基準が、絵を見るときの一番簡単な基準だからね。で、みんな揃って上手いだの下手だの言い合う。

でも、クリエイティビティっていうのは、新しく生み出された、今までに見たこともないようなものだよね。これをその基準で見て、「下手」に分類されたらがっかりだよね。絵を見るときには逆の基準も必要だと思っていて、例えば、今まで見てきたあらゆるものと比べて、どれくらいかけ離れているか、とか。

そしてこの辺に、クリエイティブにアートを続けていく難しさが潜んでるんじゃないかなぁ。

と、ちっぽけなえんぴつ画アーティストがなんか語ってみる。笑

それはともかくとして、現地に着くと、自分のアートを披露することにめちゃくちゃためらいを感じた。何かを今まさにしようとしていて、でもこんなに何もできない感覚は、今までに無かった。メンタルに異常に負荷がかかってる気がした。あんなにいつも自信満々のえんぴつ画サバイバーが、自分のアートに100%の自信を持っていなかったのか。

もたもたしてると、急に篠つく雨が。はぁ。

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えんぴつ画サバイバーは、基本的に雨が降ると、ヤバい。笑

しばらくその辺のよくわからん店で雨宿りしながら、止んだら必ずやろうと決めた。なんとか止んだので、始める!

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立ち止まる人はほとんどいない。それでも良いんだ、みんなには僕の絵の良さがわからないんだ、とにかく描き続けろ、なんてことを自分に言い聞かせながら、描き続ける。

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次第に慣れてきて、楽に描けるようになってきたころ、中国人の女の子3人が近寄ってきてくれて、すごい良いね!と言ってくれた。めっちゃ嬉しい。

そうだ、僕がしたかったのは、もはやたくさんの人に驚きを与えることではなかった。たった1人でもよいから、誰かの心に何かを突き刺すような絵を描くことだった。4年前、僕がえんぴつ画を描き始めたのは、僕の心に突き刺してくれた人がいたから。

20分くらい描いて、また雨が降ってきたのでおしまい。報酬は€0.00なんだけど、片付けをしていると、さっきの中国の3人組が僕を傘の中にサッと入れて、「カム、トゥギャザー、ユア、ステーション」って。

えっ、15分前に去っていったはずなのに!すごい嬉しい。自分の傘は持ってたけど、とりあえず入れてもらった。

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連絡先を聞いてくれたので、教えてお別れ。

散髪したからかな?(だいぶ前)

サバイバーとの出逢い。サバイバル20日目

バイバル20日目。

昨日はイタリアに向かうために経由したマルセイユで一日を過ごした。22時から夜行バスでフィレンツェに行く。昨日は特に予定もなく、ふら〜っとマルセイユの街を歩いてのんびりしようかなぁと思っていた。

マルセイユに着いたときの印象は、汚くて臭いという感じ。夜にマルセイユに着いたのですが、ゴミの散らかり様や、ホームレスの多さ、どこからともなく漂うニオイにはちょっとがっかり。別にマルセイユについて書くことも無いし、ブログもお休みになるかな、って感じがしていました。しかし、そんなマルセイユで、驚くべき出逢いが。

朝たまたまホステルで日本人らしき人を発見。彼はかなり汚れているように見えた。というか、実際かなり汚れていた。笑

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話を聞くと、彼はなんと本物の(?)チャリンコサバイバー!!自転車でバルセロナから500キロを走って、マルセイユまできたという。その8日間ずっとは野宿を繰り返し、今日が初の泊まりらしい。笑

本物だ。笑

しかも前日には、暗闇の中、液体セメントの中に突っ込んだらしい。死にたくなったそうです。笑

とはいえ、お金はまぁあるらしく、夜にはカジノで40000円ほど使おうとしているらしい?謎だ...。

僕が、えんぴつ画サバイバルの話をすると、せっかくだから描いてほしいとのこと!というわけで、定番だけど、お昼ご飯をおごってもらう代わりに描くことに。笑

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マルセイユは港町なので、めっちゃ豪華な海鮮をおごってもらうことに!!エビはかなり美味しかったです!!エビはね。笑

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ごちそうさまでした!

さて、最近日本人とばっかり話してる気がするけど、今回の出逢いは、一言で言うと、熱かった。

旅あるあるを心から共有した。

「今俺は困ってないから、今困ってるお前を助ける。だから、またいつか、お前が困っていないときは、困ってる人を助けろ。」

これは、このブログでも何度も出てきたことだった。頭で理解するのは簡単だろうけど、実行できるかどうかは別だと思う。

人を助けることができる人は、きっと、今までずっと助けてきたのではなく、むしろ助けられてきたんだと思う。もっと言えば、助けられてきたことを実感してきた人だと思う。それが厳しい旅の中では必ず実感できる。

彼の話は、終始、実体験に基づいていたから、力強かった。死にたいと思ったこともあるという彼から教えてもらったのは、何かのために生きること、が一番幸福だよ、という話。それはなんのためであってもいい。

なんのためにも生きれない気がして死にたくなった経験をした彼が言った言葉だったから、本当に説得力があった。人生をかけたいと思える何かのために生きるのは難しい。

僕は話を聞きながら、泣いてしまう。笑
バイバル中は一層涙もろくなってるな。笑

僕は、何のために生きてるだろうか?

このサバイバーとは色々な話をしたんですが、まぁ要するに、良い出逢いがありました、という話です。笑

22時まで駅で語り、そこでお別れ。僕は、バスでフィレンツェへ。彼は明日からまた死ぬ気でチャリンコをこぎます。

ありがとうございました!!

えんぴつ画サバイバーの想い

えんぴつ画サバイバル19日目。

生きてます。

37日あるサバイバルのちょうど折り返し地点にあたる今日は、一日かけてボルドーからマルセイユまでバスで移動します。

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ゆっくり時間がとれたので、今日は、えんぴつ画サバイバー、やまぐちこうきの想いを綴りたいと思います。個人的には今までのサバイバルを振り返り、今後の新たな軸を作る、よいきっかけにしたいと思っています。

少し長いですが、パトロンとして支援してくれてる方、陰で応援してくれている方、なんかおもろいからブログ見てくれてる方、皆さんに読んで頂けたら嬉しいです。

今日考えたのは、昨日までのえんぴつ画サバイバルとは一体何だったのだろうか、ということ。そして、明日からのえんぴつ画サバイバルでは何をするか、ということ。

今までにやってきたことは、こんな感じ。

バイバル1日目から続けてきたのは、似顔絵を描いて差しあげるということだった。泊めてもらう代わりに描くということはほとんどできなかったけど、描くことでおごってもらったり、1000円ほどで売ったりすることはかなり実現できた。想像以上に喜んでもらえて嬉しかった。

バイバル6、7日目は、ナショナルギャラリー前で、「人々を驚かせる絵」を描いて、お金を稼いだ。宿泊費も含めて差し引いて、黒字にできた日は、本当に、うまくいった!!と思った。ガッツポーズも久々にした。フランスでチャレンジしたときはうまくいかなかったけど、場所によってはうまくいくとわかった。

また、ヒッチハイクも割とうまくいった。ヨーロッパに来てから、1000キロメートルくらいの距離をヒッチハイクで移動した。ヨーロッパの人々の温かい助け合いの精神を身にしみて感じたし、言語の壁も乗り越えながら必死で、でも楽しくコミュニケーションした経験はかけがえのないものになった。

ついでに野宿も経験した。風が気持ちよく、景色はよく、朝の日差しも悪くない。ただ、いつも警戒しなければならない精神状態で、物理的な寝心地もよくないから、頻繁に目が覚めたり、全然寝れなかったりする。帰る場所、安心して寝る場所があるありがたさを本当の意味で知った。

色んなコミュニティも経験した。ホームレスアーティストのコミュニティ。深夜を徘徊する黒人ダンサーのコミュニティ。朝まで酒を飲みながら踊る、パーティーピーポーのコミュニティ。とにかく信じられないくらいの出逢いがあった。

うまくいかないこと、辛いことも多かったし、お金に頼ることもあったけど、なんとかサバイブしてきたと思う。

しかし、イタリアでの5日間は、今までやってきたこういったことを、きっぱりやめてみたい。これが今のえんぴつ画サバイバーが下した決断。

理由は、「僕にしか描けないえんぴつ画」を描いてこなかったから。えんぴつ画家として、本気で、誠実に、真正面から「えんぴつ画」と向き合うことができていなかったから。

似顔絵を描いたり、写実的に何かを描いて人を驚かせるパフォーマンスをしたりするときも、もちろん僕なりの描き方と技術があって、それが誰にでもできると言っているわけではない。しかも、そうやって人に喜んでもらうこと自体は素晴らしいことだと思う。

ただ、やっぱり僕にしか描けない絵を描きたかった。本当のアーティストとしての実力を試したい。僕の絵は必ずしも一般に広くウケる絵ではない。でも、少数の人の心にグサッと何かを突き刺すような絵を描きたい。それが僕の「えんぴつ画」。

僕を知ってる人ならわかるかもしれないけど、普段から服を固定したり、部屋に物を置かなかったり、荷物を持たなかったりすることによって、選択を減らし、本質をクリアにし、重要な部分に注ぐエネルギーを最大にしようと努めている。

それと同じように、似顔絵を描いてあげたり、意図的にみんなを驚かせる絵を描いたり、ヒッチハイクしたり、野宿したりすることには、それ相当のエネルギーが必要。すべて経験してきた僕にはそれがわかる。それらのエネルギーを一旦すべて解放して、本気でアーティストとして「えんぴつ画」と向き合いたい。

そして、それでもなお、サバイブしようと試みるのが、「えんぴつ画サバイバー」の本当のチャレンジだと思う。僕にしか描けないえんぴつ画を本気で描いてる姿を見せる。ヒッチハイクや野宿なんてちょっと勇気を出して、まぁまぁのエネルギー使ったら(特に男なら)誰にでもできる。そこはきっと本質じゃないんだ。

それをするための土壌が、イタリアで正しいのかはわからないけど、イタリア滞在の5日間でチャレンジしようと思う。やり方とかも、まだ正直わからない。でも、本当にやりたい。だからやる。

うまくいく保証はゼロ。ただ、チャレンジする価値はあると信じてやってみる。悔いの残らないようにやりたい。

長くなりましたが、今日考えたのはこんなところです。今後どうなるかわかりませんが、僕のチャレンジを引き続き応援して頂けると嬉しく思います!

予測不能のサバイバル18日目

バイバル18日目終了!えんぴつ画サバイバルもそろそろ折り返し地点を迎えます!

しもやんさんと一緒に作ったパリ行きのボードを抱えて、高速道路まで1時間ほど歩く!

午後1時からヒッチハイクスタート!!

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さて、笑顔で一人盛り上がりながら止まってくれる人を待つ。30分やって手応えなし。場所を変える。

今日も、みんなの反応が嬉しい。グッジョブサインを返してくれるおじさんや、にっこりしてくれる女性。反対側の車線から、フォーーーーーーって叫びながら応援してくれた人もいた。笑

1時間経った。う〜ん、ダメだなぁ。

って、よく考えたら近くにガソリンスタンドあるやん。そこで直接お願いすることに!

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フランスでは、割と英語が通じないことが多いので、とりあえず「ウアレヴ、シルヴプレ?(どこに行きますか?)」で聞きまくる(笑)。東に向かう車も、もちろんあるんだけど、実際聞いてみると、レンヌの南に位置するナントという街に向かう人ばかり。場所間違えたかな。

よし、もういいや。パリはもう行ったし、よくわからんけどナントとかいう場所に行こう。笑

ナントにめっちゃ行きたいノリで話しかけまくると、乗せてくれそうな人が!英語がかなり話せる方で安心。サバイバルを通して僕もだいぶ英語がうまくなった。

えんぴつ画描きます!!って言うと

「いや、いらん」

やっぱり。笑

さて、車の中ではフランスについて、色んな話を聞きました!!着く直前になって、職業を聞くのを忘れてたと思って聞くと、彼はなんとマイクロソフト・フランスで働くエンジニアらしい!!

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ナントに着いたらガソリンスタンドのカフェでコーヒーでも飲もうか、って言ってくれた。断る理由がない。

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可愛らしいサイズのコーヒーを飲みながら、コンピューターサイエンス系の話を少しする。が、何を話せば良いかわからない(笑)。このチャンスを前にして、自分の知識や経験の無さを悔やむ。

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さらに、サンドイッチとブラウニーまでおごって頂き、フェイスブックを交換して、お別れ。本当にありがとうございました!!

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さて、もう午後5時。次の車を探さねば...。

できれば東に行きたかったけど、今度はボルドーという街に向かう人が多いみたい。んー、かなり南まで行けるし、悪くないかも!

ってわけで、ボルドーに行こう。笑

行く人が多いところに行くというスタイルになってる(笑)。ま、時間がないのは事実なので、仕方ない。

午後5時半くらいに、ボルドーまで乗せてくれそうな方が!!写真無いけど、おしゃべり好きのフランス人の若い夫婦!!ありがたい!!車に乗り込む前の例のやり取り。

「いつもお礼にえんぴつ画描いてるんすよ!!!」

「いや、いらないわ。」

またこのパターンやん。笑
えんぴつ画サバイバルあるある。

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とりあえずボルドーに連れて行ってくれました!!えんぴつ画を描かない分、コミュニケーションがしっかりとれるっていうのは事実。

女性の方は英語を話せたので英語で、男性の方はフランス語しか話せないので簡単なフランス語で話す。フランス語がわからないときは女性に通訳してもらう。スムーズにコミュニケーションが進んで楽しい!笑

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午後10時にボルドーに到着!!本当にありがとうございました!!

さて、どこで寝よう?急にボルドーに来たから当然ホテルは無い。

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この人の横でいいや!笑

昨日の寝床と比較。笑
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ホームレスのおっさんに、フランスに来たならちゃんとフランス語しゃべれって怒鳴られたけど(?笑)、最後は、またな友よ!みたいな感じで去っていったので、なんか平和な気がした。笑

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おやすみ。

平和なサバイバル17日目

バイバル17日目終了!

ロビーのソファーから一日が始まりました。

大丈夫かなぁとも思ったけど、別にロビーで誰かが寝ていても、そこで泊まる予定の人が仮眠をとっているのか、えんぴつ画サバイバーが本気で寝ようとしているのかなんて、誰も確認しない。笑

さて、豪華な朝ごはんは食べ過ぎるくらい食べておく。食べれるときに食べておく。

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1時間くらいかけてレンヌ駅に行き、そこでモンサンミッシェル行きのバスのチケットを買う。

バスを降りたのと同時に、爽やかな風を感じる!さらに無料のシャトルバスに乗って、近くまで行く。

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すごい!周りにはほとんど何もない。海の香りと風を感じながら、巨大な建築物を眺める。想像以上に素晴らしいと思った。

中も散策出来ます。

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絵にしよう、って純粋に思った。自分が描きたいから描くっていう根本的なところを見失っていた。

すると、人が見に来てくれた。僕はほとんど黙って描いていたけど、しばらく見たあと、ありがとうって言ってから去っていく人も。自分の絵を描けば良いんだ。

すごくてきとーな考えだけど、イタリアで何をするかが勝負やと思っている。何を描くか?どう描くか?

さて、モンサンミッシェルでのんびり時間を過ごしたあと、再びレンヌ駅に戻る。レンヌの中心地で待ち合わせをしている人が!

神戸大学ESSの先輩でレンヌに留学中の、しもやんさん!!

日用品の買い物に付き合ってから、公園のベンチで、しもやんさんおすすめのチョコのヨーグルトみたいなやつを食べる!2種類の味を分け合う。

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甘いっ!!

僕のサバイバルの出来事や、しもやんさんのフランスでの生活についての話を共有。お互いにストーリーがあって、おもしろい。

その後、3種類のチーズが乗ったパンと、レンヌの有名なお酒であるという、りんご酒をごちそうになりました。

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会ったらおごらなきゃ、って思っててくれてたらしいです。すみません、ありがとうございます!!

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きりが良いところまで書きたいので、サバイバル18日目のことも少し書きます。18日目の朝も会って、レンヌの休日を共に過ごすことに!フランスの日曜日はかなり静かで、ほとんどのお店が閉まっている!(フランスに行くときは注意!)

レンヌの中心にある公園に行く。お花がきれいに咲いていて、すごく平和な感じ。ベンチに座って、今回のサバイバルで一番じゃないかってくらい、ゆっくりと時間を過ごす。本当に平和。何も活動しない時間って、悪くない。

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その後、近くで唯一開いていたサブウェイに入り、パリ行きのチケットを作る!!一緒に作って頂きました!ニコちゃんマークは2つ!笑

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一緒にヒッチハイクするみたいになってる。笑

本当に楽しい時間をありがとうございました。もうしばらく会えませんが、お互い色んな経験をして、また神戸大学で会いましょう!!
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18日目の午後からは、パリへとヒッチハイク!?

余裕ゼロのサバイバル16日目

バイバルも16日目終了。昨日は、朝からまずい食事を済ませ、パリを出る。

パリから、イタリアに向かって進んで、リヨンなどに行くのが、賢いやり方だった。時間的にも、資金的にも、えんぴつ画を描く余裕的にも、そうすべきだったかもしれない。

でも僕は、パリの西側に位置する、レンヌという街に行くことにした。理由は、ESS(部活)の先輩がレンヌにいると聞いたから!そして、モンサンミッシェルを見てみたいから。

とは言っても、別に深い理由はない。行ってみたい!って思ったから。すべての決断にやたらと時間をかけていては、サバイバルもやっていけない。

今回のサバイバルでは、少なくともあと2人、会いたい日本人がいる。ドイツとベルギー。ヨーロッパで日本人に会うということ自体は、えんぴつ画サバイバル的にはそんなに重要ではない。けど、ワクワクするか、しないかで言うと、ワクワクするから、良し。

ま、とりあえず昨日はレンヌに行きたかった。笑

まずはいつものように、スーパーで段ボールをもらい、それをコンビニみたいなとこで借りたナイフを使って、ゴミ箱の前で切る!笑

そして、高速道路まで行くために乗る地下鉄の中で、レンヌ行きのチケットを作る!(到着までに完成させるのが理想です笑)

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よし!

13時から開始!!

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14時。まだまだ元気。場所変えるか!

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15時。別の方向へヒッチハイクしようとしてる旅人にチョコをもらう。

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16時。そろそろヤバい......。

開始から4時間経った17時ごろ、疲労も出てきて、かなり厳しくなってきたところで、止まってくれる人が!!!

フランス人のおじさん!!

レンヌの手前に位置する街、ラヴァルまで連れて行ってくれるという!ありがとうございます!!

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英語が全く話せないみたいだったので、乗ってから4時間ほど車で頑張ってフランス語を話す(笑)。文法は結構知ってるので、ゆっくり考えて、ゆっくり話すことはできる。相手の言ってることは5%くらいしか理解できないんだけど。笑

そういえば、この前生出演させてもらった旅系のラジオで、「私は、あなたと話したいんです!」っていう気持ちさえあれば、誰とでも話ができる、っておっしゃっていた方がいた。これは、当たり前のようで、ものすごく、ものすごく大切な姿勢だと思う。なんなら、ちょっと恥ずかしいけど、声に出して直接言っても良いかもね。笑

僕の下手なフランス語に付き合いながら、ラヴァルまで乗せてくださって、ありがとうございました!!

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さてしかし、ラヴァルに着いたのは夜の9時。レンヌに何とか着けそうなので、Wi-Fiを見つけてレンヌに一番安い寝床を2泊分予約する。実はこの時、まぁまぁ焦っていて、チェックインの時間を見ていなかった。

ラヴァルからレンヌまで列車で!€16もかかった...。 

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(もっとボロボロで良いのに、などというアホなことを考えがち。もっと楽しめよ!!笑)

パリからレンヌまで頑張ったら格安バスで€16くらいでいけるらしい。今までの苦労と時間は何やってん...。

とりあえずレンヌに着いた!!!でも周辺にはWi-Fiが一切ない!夜11時くらいから、ホテルまで、かなり歩く。

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40分くらい歩いて、マクド発見!えんぴつ画サバイバーは異国でマクドかスタバを見ると安心しがち。笑

50分ほど歩いて、やっとホテルに到着。

...閉まっとる。ちゃんとしたホテルやから、ちゃんと閉まっとる...。やっすいホステルばかりに泊まってる僕からすると、24時間受付は当たり前だった。確認不足。

さっきのマクドで夜を過ごすことも考えたが、運良く、窓を開けている宿泊者が!!事情を話すと、ロビーの入口を開けてくれた。めっちゃ優しい方2人が迎えてくれた。食べ物持ってないだろ?と言って、水とチョコクッキーまでもらった。なんてありがたいんだろう...!!

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本当に美味しい。

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誰もいないロビーには、素晴らしいソファが。ここでめっちゃ快適に寝ました。安心、安全。笑

翌朝チェックインして、部屋に行って初めて、このホテルは一人部屋の良い感じのホテルやと知った。こんなキレイなホテルなのに、ロビーで寝たのか......。実は一人部屋は、今まで行った大きな都市(ニューヨーク、ボストン、ロンドン、パリ)では利用したことがない。すべてホステルで誰かと部屋を共有していた。そっちの方が安いし、楽しいからね。

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バイバル精神が染み付いてるから、もっと狭くてボロくて、非機能的で良いのに、ってどうしても思ってしまう。笑

ま、今夜はホテルでのんびりと、本当の安心安全な夜を楽しませてもらいます!

それにしても、えんぴつ画全く描いてないな...。正直描く余裕がゼロでした。本質を突き詰めないと。

ヒッチハイクより、ちょっとお金かけてでも、夜行バスで寝ながら移動するのが良かったりするかも。結局宿泊するなら、その分が浮くし、時間もかなり増える。ヒッチハイクも3回経験したことですので、またちょっと考えます!

美味いものと不味いもの。サバイバル15日目

バイバル15日目が終わりました。

そういえば、関空にいた日から数えて12日程度経った時点で、発熱は一切なく、咳、鼻水も快方に向かっておりましたので、麻疹の可能性はほとんどないと判断して、今も元気に活動してます。体調を心配してくださっていた方、ありがとうございます。

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昨日は、色々とクラウドファンディングの事務的なことをこなし、ブログを書き、今日以降のプランをしっかり考える日に。こういうことをこなすだけでも結構時間がかかる。それをやっていると、日本人の方が話しかけてくれた。

なんと彼は、コンピュータサイエンス系の大学院生!!!!!

なぜこんなにテンションが上がっているかと言うと、えんぴつ画サバイバーの専攻はコンピュータなのです。ま、これを読んでくださってる方は割と知ってるかな。

コンピュータ系の話を少し聞き、旅の話を聞く。今後の大まかな行き先を一緒に考えてくれました!

一緒に外を歩き回る。海外で出会う日本人というのは、もうそれだけで特別な存在であると思う。日本から飛び出て、同じ瞬間に同じ場所に来ている。共有するものが多くなるのは当然で、話も盛り上がるよね。

ただ、せっかく海外にきて色んな人と話せるチャンスがごろごろ転がってるんだから、この日本人と時間をともにする安心感は、たま〜にあるくらいが良いんだろうなぁ、とも思う。

パリのテロがあったという場所にも来た。あの日、たまたまこうやって、サバイバル(観光)しにきた人もテロに巻き込まれてしまったんだろうな。

で、昨日はあっと言う間に夜。いや速いなっ。

夜は、えんぴつ画を描いてあげる代わりに、小さなレストランでごちそうになることに。

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このレストラン。周辺のレストランと比べてかなり安いのに、すごく美味しいかった。本当におすすめ。

ほくほくのじゃがいもの中に、色んな具材をつめた料理。僕は、チーズとソーセージが入ってるやつを食べました。日本にもあるのかな?あってほしい!

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見た目きれいじゃないけど、こういう感じでじゃがいもに色々入ってる!

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(今回の記事あんまり写真が無いから数を稼ぎだす。笑)

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なんでドヤ顔やねん、っていう写真。笑

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ビスケットも頂く。こういう小さなお菓子も貴重な食料に見えてきて、ありがたいと感じる。笑

彼は、ホステルでレンジでチンして食べようとしていた冷凍食品を持っていたのですが、ホステルにレンジが無いので、どうしようもないという。

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で、頂きました。笑

一晩で常温解凍して、翌朝食べることに。

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...うっ。

行きの飛行機で食べた機内食の味やん......。笑
実は僕は、行きの飛行機でかなり酔ってしまい、機内食はすべてヒースロー空港のトイレで戻してしまっていたのです...。それを思い出す味。笑

食べ物のありがたみはわかるんだけど、これを食べ続けると、吐いてしまって逆にもったいないので、半分くらい食べてギブアップ!

美味いものと不味いものが連続で来ましたね。

さて、今日は、移動します!

落ち込むサバイバル14日目

バイバルが始まって2週間が経ちました。サバイバルになってないところもありますが、温かく見守ってください。

昨日は、一昨日の夜に仕上げたえんぴつ画を渡すことからスタート。渡したあとに少し話して、また午後3時に会うことに。

その人から頂いた€4.5を握りしめて、トマトとレタスとチキンの入ってるフランスパンを!ヘルシーでうまい!!!

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さて、この前マクドで出会ったおばちゃんによると、ストリートアートができそうな場所の候補は2つ。その一つが、サクレクール。

そこまでは歩いて行くことに。すると、シャペル通りというところで、大きな市場を発見!

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果物や野菜、肉、魚、服、なんでも格安で売ってます!

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めちゃ汚くて、臭いから、肉と魚は買わない方が良さそうだけど。

それにしても安い!えんぴつ画サバイバーの好物である、ネクタリンが1kgでなんと€1(約113円)で買えました。

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甘い!日本のスーパーの桃よりも美味しいと思う!

夜になってから知ったのですが、この地域は、パリ北部の極貧地帯。だから安い。

夜にこの周辺を歩くと、放浪者の数がすごかった。テントの数もすごい。本格的なホームレスのコミュニティ。本物の貧困を見た。

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近くで写真撮ったら襲いかかってきそうな気がしたので、遠くから。

さて、サクレクールに行く途中でした。笑
まもなく、到着。

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外観も、中も、そこから見える景色もどれも美しい。

神聖な教会の中で、えんぴつ画サバイバルの成功を祈る。成功とは一体何なのかは知らないけど。

さて、サクレクールの周りはこんな感じ。

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誰もいない......。この場所なのかなぁ。

周辺を歩いてみるも、アーティストらしき人はいない。場所が違うのかなぁ。

3時に会う約束もあるし、撤退。ポンピドゥーセンターに行こう。

ひとまず、さっきの友人と、アメリ・カフェへ!

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ここは、フランス映画「アメリ」の撮影が行われた場所!!アメリ好きのあなたなら見覚えがあるはず!ちなみに僕はアメリを3回くらい見ていました。笑

ここで、クロワッサンとビールをおごってもらう。クロワッサン美味しい。

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さて、そこでのんびりしたあとは、ポンピドゥーセンターへ!

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えんぴつ画ができそうな場所を発見。

いつものように、段ボールを広げて準備。

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箱に入ってるコインは、僕が入れたダミー。

よし、やるぞ!!!


1時間描いた。...正確には1時間以上描く気になれなかった。ナショナルギャラリーとはわけが違う。

ダメだった。ほとんど立ち止まる人もいない。成果は、€0.00。 

失敗した。僕は一体何をしているんだろう?

惨めな感覚に襲われて、自分で入れたコインだけを回収してホステルに帰る。孤独な感覚にも近い、この感覚は絶対に忘れない。

ホステルに戻るとさっきの友人が。うまくいかなかったことを話すと、めっちゃ元気に、ビールをおごるよ!!!って。嬉しかった。

近くのバーで少し飲む。隣に座っていたパリジェンヌ3人も一緒に。

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5人でなんと夜の12時まで話しました。最初は何とかフランス語で話したけど、そのうちホームレスの話や、移民、貧困の話になった。そんなん英語で太刀打ちするしかないやん。笑

それにしてもフランス人は話すことが好きだなぁ。議論が好きっていわれるのもよくわかった。

その後ホステルに戻ると、入り口のところに、2日前に一緒に飲みながら踊った彼らが。

「おーーっ!こうき!!待ってたよ!!」

いや、嘘つけ。笑

彼らは深夜12時から、飲みながらワイワイするらしい。ん、まさか?

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僕も行きました。笑

40%ラム酒のコーラ割りを回し飲み。美味しかったです。

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結局朝4時に帰りました。

いやもう、アルコールサバイバルやん。

その翌朝、これを書いてる今の体調は万全ですので、ご心配なく。笑