えんぴつ画サバイバル

えんぴつと紙を持ってヨーロッパに行き、まるでえんぴつ界のわらしべ長者のように生きていくという、神戸大学1回生によるチャレンジの軌跡を記しています。

稼いだサバイバル7日目

えんぴつ画サバイバルが始まってあっという間に1週間がたちました。7日目終了!

一昨日に引き続き、ナショナルギャラリー前でえんぴつ画!

ナショナルギャラリー前で生活しているホームレスの人たちと今日もあいさつ。

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彼らは、意外にも精神的に落ち着いている。お金を貸してくれって言われて、仕方なくあげるつもりで1ポンドを渡したら、翌日しっかり返してくれた。どんな生き様だろうが、彼らは笑顔でしっかり生きている。

ナショナルギャラリーについて間もなく、ミサンガを作ってるおじさんを発見。3ポンドほどで、イギリスらしいミサンガを作ってくれました!

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無事に日本に帰れますように!!!!!!

さて、昨日は6時間えんぴつ画を描きました。ただ描くだけではなく、魅せる描き方をしなければならない。

ひたすら描いて、ひたすら魅せて、ひたすらコミュニケーションをとる。

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小さな男の子が走ってきて、絵の前に座って

「最高だね!!ハイタッチ!!」

って言ってハイタッチ、すごくほっこり。笑

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彼に見えていた世界

家族連れで、子どもが親にお願いしてお金をもらい、それを入れてくれたり、親が子どもに入れてきなさい、って言ってくれたりする。嬉しい。

昨日話した人の中で一番印象的だったのは、サウジアラビア人の女性。目以外をすべて隠していて、最初は少し怖い印象。深い話はできなかったけど、ものすごく親切で素敵な方でした。

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唯一隠していない目を即興で描いて差し上げました。笑

さて、あっという間に6時間が経ち18時に終了!

昨日の報酬は、£22.03(約3000円)!
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食費は£4で抑え、宿泊費が£13だったので、昨日だけで見ると£5の黒字でサバイブしました。笑

3000円分の小銭をポケットに入れてホステルに帰ってるとき、イギリスに移住してきた労働者みたいな感覚になりました。日本でもほとんど稼いだことが無かったので、ほんとに稼ぎにきたみたい。笑

ちなみに今、これを書いてるのは8日目ですが、関空の職員が数名麻疹だったと聞き、不安になっている状況です。一昨日、昨日と鼻水、咳、目やにが気になっていました。ただの風邪だと良いのですが、心配なので、8日目はサバイバルを一旦忘れて、しっかり服を着て(笑)、しっかり食べて、のんびり観光したいと思います!さっき体温を計ったら36℃程度でしたので、きっと大丈夫だと思います。